今週のお題「体調が悪いときの過ごし方」
お題を聞いて、まず頭に浮かんだのが「本を読む」です。
風邪を引いて高い熱が出た時、布団に横たわって本を読むのは、子どもの頃からの常でした。
最近、風邪で寝込むことはほとんどなくなったのですが、コロナの予防注射をし始めてから副反応で、毎回高熱を出すようになってしまいました。
ほんとに熱が出るだけなので、解熱剤を飲んで熱が下がるのを待ちます。
その間読む本を枕元に用意しておきます。
前回の予防接種のときは
白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫) [ 小野 不由美 ] 価格:825円 |
こちらの十二国記の最新刊を用意して読みました。
ただ、熱にうなされながら黒麒麟と一緒に希望の見えない戦いのおはなしを辿っていくのはかなりつらかったです。
面白かったんだけど、話が暗い、暗すぎる。
今度は暗くないはなしを選ぼうと思い、紅玉いづきさんの少女サーカス団のおはなしをセレクトしました。
今宵、嘘つきたちは光の幕をあげる (ポプラ文庫ピュアフル 362) [ 紅玉 いづき ] 価格:836円 |
今宵、嘘つきたちは影の幕をあげる (ポプラ文庫ピュアフル 363) [ 紅玉 いづき ] 価格:836円 |
面白い! あまりに面白過ぎて、予防接種を受ける前に読み終えてしまいました。
こちらの感想はまた別の機会に。
ひとこと、「歌姫アンデルセンの存在感がすごい!」
でも、困った。
なにを読もう…
こんな時には、わたし以上の本中毒の主人にお勧めの本を聞きます。
「最近読んでこれがおもしろかった。でも入るのに時間がかかるかも」
浅田次郎さんの時代小説です。
これは楽しめそう。
流人道中記(上) (中公文庫 あ59-9) [ 浅田次郎 ] 価格:858円 |
流人道中記(下) (中公文庫 あ59-10) [ 浅田次郎 ] 価格:858円 |
さて、寝込んだ時に読む本も用意できたし、あとは注射をするばかりです。
今回インフルエンザの予防接種も同時にしてもらいます。
「2つ一緒にすると、ひとによっては副反応が強く出る方もいらっしゃるので…」
先生のひとことが気になりましたが、まあ、どうせ熱はでるだろうし。
左腕にインフルエンザ、右肩にコロナの予防接種を受けて帰宅しました。
翌日予想通り37度台の熱がでましたが、あれ? いつもより軽いんじゃない?
すぐ解熱剤を飲んだおかげか、いつもは38度に達する熱も37度前半止まりです。
水枕も冷えピタもすることなく、1日横になっていたら平常に復帰できました。
あれ、本がほとんど読めていないぞ。
これはこれでなんか損をしたような気がするのは気のせいでしょうか。
食事の用意も普通にしていました。
前回熱をだしたときには、主人がわたしのために甘い玉子焼きを焼いてくれたのですが、今回はそんなこともなく、ちょっとさびしいです。