.headimg { background-image: url(http://f.hatena.ne.jp/AtoRobin/20180601212701) }

楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

11月の子どもクッキングはさつまいもご飯と豆腐ハンバーグ

11月の子どもクッキングも無事に終わりました。

今回のメニューは「さつまいもご飯」と「豆腐ハンバーグ」です。

 

さつまいもご飯

皮ごとコロコロに切ったさつまいもをしばらく水に浸します。

アクとでんぷんを出すためです。

でんぷんを出すと、加熱したあとも、さつまいもの粒がくずれないできれいに仕上がります。

 

調味料を加えて普通の水加減をした米の上に、水を切ったさつまいもをのせて、炊飯器で炊きます。

 

たっぷりのさつまいもを入れます

あとは炊飯器にお任せで、ご飯が炊ける間に豆腐ハンバーグを作ります。

 

豆腐ハンバーグ

よく手で捏ねます

豚挽き肉にみじん切りの長ねぎとおろし生姜、卵とパン粉を入れてよく混ぜます。隠し味に合わせ味噌も少々。

味噌を入れるとハンバーグがふっくらと仕上がります。

最後に水切りした木綿豆腐を手で崩しながら加えます。

手でよく捏ねたら、小判型に整え、真ん中をくぼませるように叩きながら空気を抜いて下ごしらえは完成!

 

成形中!

ふっくらと焼けてきました

あとは油を引いたフライパンで両面を焼き付けてから、蓋をして蒸し焼きにしで出来上がりです。

ハンバーグのソースは、フライパンに残った油にケチャップと中濃ソースを2:1の割合で混ぜて作ります。

 

完成です!

今回はわりと手数がかからない料理なので、他にも細かな作業をしてもらいました。

 

しょうがをすりおろす

リボンにんじんを作る

豆腐ハンバーグに入れるしょうがを、おろし器ですりおろしてもらったり、つけあわせのリボンにんじんをピューラーで切ってもらいます。

 

どちらも手を切る危険がある作業です。

すりおろし器は指に刃を当てないように注意して、ゆっくり手を動かしてもらいます。

ピューラーを使う時は、まな板の上に置いて、押し付けるように動かすのが安全に使うコツです。

 

危険なことをやらせないのではなく、危険だということを理解した上で作業してもらうことが大切です。

 

炊きあがったさつまいもご飯

いい匂いがして、ご飯が炊きあがりました。

さつまいもの色もきれいに炊きあがっています。

 

こちらももうひと手間、おにぎりにして、手作りごま塩をかけます。

おにぎりを握ります

おにぎり完成

手作りごま塩は、フライパンに黒ごまと塩と水少々を入れて火にかけ、黒ごまに塩分をコーティングさせたものです。

市販のごま塩は、振りかけているうちに塩だけが瓶の底に残りがちなのですが、手作りごま塩だとごま自体にしっかり塩分がついているので、最後までムダなく使うことができます。

 

この機会に、子ども達にその作り方をおぼえてもらいました。

 

「はやくハンバーグたべたいよー」

「ごま塩だけもっと食べたい!」

 

炊き立てのさつまいもご飯と作り立てのごま塩を、ちょっとだけ試食してもらい、あとはいつも通りにお持ち帰りです。

 

来月はクリスマスメニューになります!