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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

いい匂いがいっぱいの子どもクッキングでした

きのうは5人の子ども達と一緒に料理を作る、子どもクッキングの日でした。

「さといもと豚肉の炊き込みごはん」、「さつまいものニョッキ」

秋のお芋を使ったレシピです。

 

今回のポイントは、<包丁を使わないさといもの皮むき>、<煮込んだ具を加える炊き込みごはんの水加減>の2つです。

 

さといもの皮むき

さといもは硬いし、ぬめりで滑るので皮は剥きにくいし、手が痒くなったりするので、調理のハードルが高いです。

でも皮つきのままさっと茹でると、包丁を使わずに手で皮が剥けます。

 

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きれいに皮が剥けたさといも

茹でたさといもを水を張ったボウルに移し、水を流しながら「水の中で」手で皮をこするようにするとスルスルと剥けます。

コツは中まで茹で過ぎないようにすることです。

茹で過ぎると芋が崩れてしまうからです。

 

「先生、できたよ! もうカンペキ!」

見にいくと、きれいにつるりと皮がむけていました。

「もっとしたいー」

「あとはおうちでやってみてね」

 

放っておくといくらでもやり続けてしまうほど、気持ちよく皮が剥けます。

皮が剥けたさといもは、包丁で4等分します。

 

具の豚肉の下ごしらえ

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豚肉としょうがを調味料で煮込む

小間肉と千切りしょうがをしょう油、みりん、水で煮込みます。

豚肉にしっかり味が浸みたら火を止めて、ザルでこします。

ボウルに溜まった煮汁は水と合わせて、米を入れた炊飯器の目盛りに合わせて水加減します。

ザルに取った豚肉は一口大に調理ばさみで切り、さといもと一緒に、先ほどの炊飯器の米の上にのせます。

最後に昆布をひとかけらのせて、炊飯スイッチを入れて完了!

 

具のさといもと豚肉の用意は各自やってもらい、最後にそれを集めて大きな炊飯器で炊きます。

ひとりひとり回りながら用意した具を集めていくと

「ああいいにおい!」

「豚肉、このまますぐに食べたい」

みんなのテンションがどんどん上がってきます。

 

「かき混ぜたごはんの上に、さといもと豚肉をのせるよー」

「あとは最後のおいしくなる、おまじない」

「おまじない?!」

「昆布をのせます!」

「わーおいしくなーれ!」

 

おいしくなーれの大合唱が始まりました。

 

さあ、あとは炊飯器にお任せで、今度はニョッキの生地の準備です。

 

ピューラーで皮を剥いたさつまいもを一口大に切り、茹でたらマッシャーで潰します。

あとは、砂糖、塩、振るった薄力粉の順に加えて手で混ぜて、ひとつにまとめたら30分ほどラップをして休ませます。

 

さつまいもやかぼちゃなど硬いものは、包丁の刃をしっかり入れた後で反対の手を広げてトントン叩くようにして切ります。

包丁の使い方は、ひとりひとりの手を取ってしっかりと安全な方法を教えています。

 

ごはんは炊きあがり待ち、ニョッキは寝かせ中の間は洗い物タイムです。

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使った器具を洗い中

洗ってすすいで、水を切ったら布巾で拭いて、もとあった棚に戻すまでが片付けです。

 

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寝かせた生地を棒状にする

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大きさ、厚さを考えて成形していきます

打ち粉をしたまな板の上、いい感じに棒状にのばせました。

あとは輪切りにして、フォークを押し付けて形を作ります。

茹でてよく水を切って持ち帰り容器につめたら、最後に練乳をかけます。

 

「どんな味かなあ。たのしみ!」

 

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炊きあがり!

 

炊き込みごはんもいい感じにできあがりました。

 

「いいにおい!」

「おこげもできておいしそう」

 

こちらもタッパーに詰めてお持ち帰りです。

試食がなくなって、味の感想が聞けないのがほんとうに残念です。

 

とはいえ、前のレシピを入れたファイルをわたしに見せてくれながら

「あのね、このキムチうどん、おいしかった!」

と報告してくれた男の子がいました。

うれしいなあ。

来月、また感想を聞かせてくれるのを楽しみにしています。