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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

子どもクッキング:ぎょうざを皮から手作りしました

今日で8月も終わりです。

今月の子どもクッキングの講座は、会場の都合でこの8月最後の土曜日になってしまいました。

8月は夏休みの特別講座ということで、この回1回だけの参加も受け付けました。

 

「8月31日なんて、子どもたちは忙しくて申し込みないかも・・・」

と募集のときは危惧していたのですが、蓋を開けてみたら4人の申込みがありました。しかもぜんぶ男子!

うれしい! けど、いつもの講座に参加している子ども達8名と合わせると合計12名の大人数です。

 

NPO法人で受けているお仕事なので、会の中でお手伝いしてくださる方を2人お願いしました。

3人で12人の子ども達の調理と安全を見ます。

 

講座の内容は「皮から作る本格ぎょうざ」です。

ひとりひとりに全行程、つまり生地をこねて、のばして、具を包んで、焼くところまでやってもらいます。

 

わたしの講座では

  • 家に帰ってから、また作れるように、すべての過程を経験してもらう。
  • 味見はひとりひとりにしっかりとしてもらい、自分で料理を仕上げる。
  • 試食のときは、父兄の方にも味見していただき、お子さんの作った料理を食べながら、親子で調理について会話してもらう。
  • あと片付けまで含めて料理。使った器具、食べた食器の洗いしまいも自分でする。

こんなことを心掛けて実行しています。

取り上げたレシピを後日「家でも作りました」「家の定番料理になりました」といってもらうことも多く、そんな時はとてもうれしいです。

 

食育とよくいうけれども、子どもだけ、親だけに話をするのではなく、親子で食に関してお話をして、それぞれに関心を持ってもらうことが一番の食育だと思っています。

 

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あとは焼くだけ

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いい色に焼きあがったぎょうざ

結局、定期講座の子の方が3人欠席して、総勢9人の受講者になりました。

多少は減りましたが9人いる上に、料理自体が初めてという子が4人もいたので、講師3人フル稼働でも大変でした。

講師は3人ともぐったりでしたが、初めて皮をこねるところから作ったぎょうざを食べた子どもたちの「おいしい!」の声で、疲れ切った顔が思わずにっこり。顔を見合わせて笑いあいました。

 

今回は、ぎょうざの皮をのばすのに使った小さなすりこぎ棒をみんなに1本ずつ秘密のスペシャルプレゼントとして渡したら、子どもたちから大歓声をもらいました。

ふふふ、狙った以上にウケたわ。

これだけでもごはん3杯いけそうです。