ここのところ朝晩涼しく、過ごしやすくなってきました。
ひとは自分が生まれた季節が好きだという説がありますが、11月生まれのわたしの場合はまさにその通り、秋が一番好きです。
早く秋風が心地よい季節になってほしいです。
さて、今日は「チーズパイ」の話をします。
これはわたしが当時恋人だった主人のために初めて作ったお菓子です。
パイ生地から手作りして、レーズン入りのチーズ生地を流して焼きます。
もともと、実家にあった料理本の内容をメモしていたものを見て作りました。
レシピではチーズ生地にはクリームチーズと何か溶ける系のチーズを入れるようになっていたのを、その時はたまたま家にあったパルメザンチーズとクリームチーズで作ったと記憶しています。
そのため、口の中にチーズの食感が残ってそれがとてもおいしかった!
主人にも好評でした。
ところがその後、そのレシピメモがとこかにいってしまい、実家に帰ってもその料理本は見当たらず・・・
そのチーズパイは再現できなくなってしまいました。
あれから35年、なんとそのレシピメモを発見!
ええ、思い出の味を再現すべく、さっそく作ってみました。
主人と二人で試食しましたが、
「おいしいんだけど・・・もっとこう濃厚じゃなかった?」
うーん。
思い出補正がかかっているのか?
何かまだ足りないのか?
まだまだ「幻のチーズパイ」のようです。