わたしの思い出に残る「すごいニオイ」
それは初めての妊娠中のことです。
よく酸っぱいものが食べたくなるといいますが、わたしの場合は何を思ったのか悪阻の真っ最中にきゅうりのピクルス作りを始めてしまいました。
なんか自家製ピクルスのレシピを見ていたら、作りたくなってしまったのです。
大量の酢にグローブやら月桂樹の葉やら粒こしょうやらをぶち込んで煮てマリネ液を作ります。
それにきゅうりを細長く切って漬け込みます。
マリネ液の材料を加熱しているとすごい臭いがして、「わたしはいったい何を作っているんだろう」という気持ちになってきました。
まるで怪しい薬を作っている魔女のようです。
会社から帰ってきた主人が「うわっ!これは何事!」と鼻をつまむぐらいの悪臭です。
酢とスパイスの融合した、化学実験室で嗅ぐようなしつこい臭いは数日間消えませんでした…
その後、きゅうりのピクルスは作っていません。
ただ、しっかり味の浸み込んだきゅうりのピクルスは、とってもおいしかったです。
「すごいニオイ」#ジェットウォッシャー「ドルツ」