今週のお題「納豆」
お題の納豆ですが、普通に好きです。
子どもの頃は、リヤカーに野菜や食料品を積んで売りに来るおばちゃんから、ワラで巻かれた納豆を買って食べていました。
納豆はそのまま食べるのも好きですが、アレンジしたものも好きです。
納豆汁
生まれが岩手なので、わかめの味噌汁と同じくらいポピュラーな味噌汁として食べていました。
納豆を味噌汁に入れて食べるのは、山形や秋田、岩手など東北地方だけなんだと、後で知ってびっくりしました。
ですからインスタントの納豆味噌汁が発売されたときには、
「こんなもの東北人以外に食べるひとがいるんだろうか」
と余計な心配をしてしまったくらいです。
納豆汁の作り方にもいろいろあって、大きく分けて納豆を完全にドロドロにすって味噌汁に溶かし込むタイプと、粒を残して入れるタイプがあるようです。
実家の納豆汁は、まな板の上で納豆を叩いて潰し、木綿豆腐と長ねぎの味噌汁に流し込んですぐ火を止めて作っていました。
わたしもこれをしっかり受け継いで作ります。
寒い冬に食べると、本当に身体が温まる汁です。
納豆炒飯
子ども達の小さい時によく作りました。
加熱し過ぎると粘りが出るので、こちらも納豆を加えるのは最後です。
納豆茶漬け
高校生の頃、京都嵐山のおみやげの干し納豆を白いご飯にのせてお湯を注いで、お茶漬けで食べることにハマっていました。
京都への修学旅行のとき、その干し納豆を買うつもりでいました。
残念ながら、スケジュール的に嵐山まで足をのばす時間がとれず、おみやげは三千院の漬物でした…
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探してみましたが、嵐山のものは見つからなかったです。
この干し納豆がイメージに近かったです。
納豆の思い出
まず浮かぶのが、大学の授業で納豆を作ったことです。
「食品加工学」という授業で、かまぼこやら福神漬けやらいろいろなものを作りましたが、中でも納豆を作ったのは強烈な体験でした。
大豆を茹でて、納豆菌を入れて、ワラで包みます。
あとは30~40℃で発酵を待つのですが
「家で作るなら、こたつの中が最適かも」
といっていた教授の言葉が忘れられません。
足と納豆の匂いですごいことになりそうなんですが…
現在普通に納豆はご飯にのせて食べているのですが、主人はそれ以外の食べ方はダメのようです。
納豆汁も納豆炒飯も一度出したらNGでした。
子どもの頃から食べていないと、食文化の違いの溝は深いですね。