.headimg { background-image: url(http://f.hatena.ne.jp/AtoRobin/20180601212701) }

楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

泣ける少女漫画 ベスト3

お題「我が家の本棚」

主人と時々「好きなSF小説ベスト10」「好きな映画ベスト10」「人生を変えた小説」などお題を出して、白熱した議論をすることがあります。

そうなると何時間でも話しは尽きません。

 

ひとりのときでも、ふと自分なりのベストいくつかを考えたりしています。

今回はそんなひとつ「泣ける少女漫画」です。

 

 第三位 「銀河荘なの!」木原としえ

 週刊マーガレットに連載中に読んでいました。

4人の麗しい吸血鬼と、そのひとりに恋する女の子の物語です。

最後の最後でどんでん返しがあって、ラストの出会いと別れのシーンで泣けてしまいました。

木原としえ先生らしい、とてもロマンチックな物語でした。

これはSFですね。

 

第二位 「ジルベスターの星から」竹宮恵子

竹宮惠子作品集 ジルベスターの星から

竹宮惠子作品集 ジルベスターの星から

 

 この作品もラストで胸がいっぱいになりました。

主人公の少年は「ジル」がいる、地球から遠く離れた惑星に行くため、宇宙飛行士を目指します。

彼の夢は叶うのか? そしてジルの正体は?

とてもせつないおはなしですが救いのあるラストなので、そこもまた心に響きます。

 

第一位 「銀のロマンチック…わはは」川原泉

 これはギャグ漫画といっていいのでしょうか。

でも、わたしにとっては何度読み返しても泣ける作品です。

それぞれの事情を抱えた男女が、フィギュアスケートのペアとして世界に羽ばたいていく物語です。

うん、ストーリー紹介として間違ったことはいっていない。

ペアのスケーターの国内での層はとても薄くて、すぐ世界大会に出場できるという描写があったとしても…

 

全編通して笑える漫画です。

でもあのラストに向かっての展開はずるい。

泣いてしまうではないか。

主人公のふたりとも、とても真剣に生きているのが本当に素敵です。

 

少女漫画という枠の中で泣ける漫画を探してみましたが、意外と出てこなかったです。

少年漫画の方が、あっという間にベスト10を挙げられそうです。

それはまた次の機会にご紹介します。