きょうは久しぶりにパウンドケーキを焼きました。
固形バター+チューブバターに砂糖と溶き卵を少しずつ混ぜていきます。
分離しないように、ここは慎重に作業します。
あとは薄力粉とベーキングパウダー、ラム酒漬けの干しブドウとクランベリーなどのドライフルーツ、砕いたくるみとりんごジャムを少々加えてさっくり混ぜて、型に流し込みます。
トントンと型の底を、持ち上げては落とすようにして空気を抜きます。
真ん中をくぼめたら、あとはオーブンにお任せです。
いい感じに膨らんで、焼き色もおいしそう。
「おいしい」と主人。
「もう少し置いた方がしっとりしてくると思うけど」
「いや、この段階で十分おいしい」
うそを言わない人なので、とてもうれしいのですが、照れます。
「うん、今回はすごくよくできてる。周りがカリっとして、中がふくよかで、ナッツも効いていて完ぺきといっていい」
そんなに褒めてくれるなんて!
焼き時間を長めにしたのがよかったのか、ドライフルーツとくるみの配合具合がよかったのか?
「でも、これは再現性はないかもね」
え、ええー。でもありうるかも…
一期一会の味?
この味をマスターできるようにがんばります。
きょうの夕暮れ
一階の和室から、夕方のほんの何分かの間だけ、ムベ棚ごしの夕日が障子に映ります。
異世界感があって遭遇すると得をしたような気がします。
それにしてもこの障子、そろそろ張替えしないといけないですね…