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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

モノを捨てるということは、好きなものの割合を増やすこと

お題「捨てられないもの」

お題「断捨離」

きのうからの雨も上がり、きょうは曇り空に一日でした。

東京では例年より12日早い、桜の満開宣言が出されたとのこと。

うちの周りではまだそれほど咲いていないので、これからが楽しみです。

 

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今朝の空

朝のうちは雲が厚く、黒雲が層になっていました。

だんだんと雲は薄くなっていきましたが、肌寒い一日でした。

 

モノを捨てるには

先週末、主人のお母さんのところに行って、洗面所や押入れの整理をお手伝いしてきました。

要るもの、要らないものを仕分ける時に、主人がこんな聞き方をしました。

「一番好きなものはなに?」

「特にないよ、好きなものなんて」

「いや、あるでしょ。たとえば、あなたは中華鍋を結構気に入って使ってるよね」

いきなりわたしに振られました。

「ああ、うん。あれは使いやすくて重宝している。それと、小さいミルクパン。20年以上使っているやつ」

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ミルクパン

「ああ、あれね。なるほど」

「鍋が好きなもの?」

「使っていて気持ちのいいもの、持っているとホッとするもの、見ると落ち着くものが好きなものっていうことで」

「ふうん」

「箸でも食器でも、バッグでも服でも、使う時に気持ちのいいものが増えるほど、生活が楽しくなるんだよ」

 一緒に聞いていたわたしも、「あ、そういうふうに考えればいいのか」と納得しました。

なるべく今まで持っていたものを捨てたくないお母さんに、捨てる時の考え方を分かりやすく説明するためにいろいろ考えたのでしょうが、とてもわかりやすい。

わたしはわかっていると思っているので、説明が簡略なのかもしれませんが、こういう風に言ってもらえた方が、こっちだってもっとうまくできるのに。

信頼されているのはうれしいですが、こんな優しさをもっと私にもくれてもいいと思います。

 

そんな説明をしてから、おかあさんの態度も柔らかくなり、前向きに整理を進めることができました。

こういうところが主人のすごいところです。

 

わが家でも、片付けを始めてから、食器類やグラス類はしまい込んでおかないで、いいものを使うようになりました。

そうすると、自然に不要なものが分かってきます。

 買ったときに高かったものでも、ほかの食器を選んでしまうようなら、それはいらないんです。

 

 

自分の好きなもの、持っていて楽しいもの囲まれた生活を目指して、これからもアイテムの見直しを進めていきます。