今週のお題「お弁当」
小学校時代、遠足といえばみんなおにぎりでした。
大きいおにぎり、俵型のおにぎり、海苔をすき間なく巻いて黒いボール状になったもの…など各家庭でさまざま。
うちの母の作るおにぎりは、平べったい丸型で、長方形の海苔を二つ折りにして挟む形でした。
中身はすっぱい大きな梅干しと筋子の2種類が定番でした。
筋子のおにぎりはお昼に食べようとすると、汁がご飯に浸み込んで漏れたり、ご飯粒が崩れてしまったりするのが嫌でした。
でもおいしいんですよね。
一口食べるとあのしょっぱさはくせになる感じです。
冬のスキー遠足とかだったらいいのですが、夏の山登り遠足で暑い中何時間も持ち歩くのはどうかと、後年思い当って頭を抱えました。
そりゃあ口が曲がるほどしょっぱかったですが、要冷蔵です筋子は…
主人に筋子おにぎりの話をしたら
「うちは生たらこおにぎりだった!」
と共感の声が。
当時わたしは岩手、主人は新潟住まいでした。
雪国のおにぎりはみんなそんな感じなの?
「でもね、その生たらこおにぎりがすごくおいしいんだ」
「わたしもときどき、筋子おにぎりが無性に食べたくなる!」
子ども時代に浸み込んだ味覚は一生残りそうです。
番外編で、母の作るサンドイッチの具で「ジャムチーズサンド」というのも忘れられないです。
ジャムを塗ったパンにスライスチーズが挟んでいるものです。
あまい…しょっぱい…?
不思議な味でした。
きょう食べたもの
桜チップでいぶした「さんまくん」という商品を購入してみました。
頭もしっぽも丸ごと食べられます。
パックを開けたとたん、燻製のいい香りが広がりました。
カットして、味見してみました。
深い味が口の中に広がります。
これは…日本酒でしょう!
辛口の日本酒と一緒につまみたいです。
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