お題に乗っかって、きょうは「好きな卵料理10選」を選んでみます。
小学生対象の子どもクッキングの講師をしていますが、卵はとても身近な食材なので、それを使ったさまざまな料理を取り上げています。
卵の割り方、卵の溶き方をマスターするところから始まって、「ゆで卵」「薄焼き卵」「炒り卵」「巾着たまご」「ポーチドエッグ」「茶わん蒸し」「オムレツ」…
いくつ卵料理ができるか! に1年かけてチャレンジしてもらったこともあります。
お菓子系もたくさんあります。
プリンにウフ・ア・ラ・ネージュ、メレンゲクッキー、カスタードクリーム等々。
卵は料理初心者から上級者まで、幅広く楽しませてくれる食材だと思います。
個人的に好きな卵料理を順不同で挙げてみました。
- オムレツ
大学の調理の実技試験で「オムレツを作る」というのがありました。
卵の溶き方とか、火加減とか、フライパンの傾け方とか、たくさんのポイントを押さえないとふわふわのとろとろのオムレツは焼けないです。
恥ずかしながら、当時は厚焼き玉子みたいなオムレツしか焼けませんでした。
その後、管理栄養士として就職して社員食堂で働いていた時、そこのチーフコックさんからコツを教えていただきました。
「フライパンにたまごを流したらすぐかき混ぜて、前の方を下に傾けるようにしながら持ち手を握った手の手首を、もう片方の手でトントン叩いてたまごを丸めていく。」
「折りたたんだ布巾をフライパンに入れて、返し方の練習をするといい」
もちろん、練習しました!
おかげでふわふわオムレツ、できるようになりました。
- 玉子焼き
お弁当に入れる玉子焼きは、砂糖と白だしで味付けした甘い玉子焼きです。
- 煮卵
煮豚を作るときは必ずその煮汁にゆで卵を漬けこんで、煮卵を作ります。
いろんな料理にアレンジできるので、とても重宝です。
- 巾着たまご
油揚げを半分に切って、口を開いた中に卵を滑り込ませて楊枝で口を閉じます。
あとはそばつゆを希釈したもので煮るだけです。
一緒に人参や青菜、ちりめん、大根おろしなどを煮ると、豪華になります。
- 茶わん蒸し
かつおだしを効かせた茶わん蒸しもおいしいのですが、コンソメを使った「洋風茶わん蒸し」もおいしいです。
中身はなんでもOKなのもうれしいです。
画像はしいたけとかにかまとオクラの入った、つるつるとした口当たりが楽しい茶わん蒸しです。
- プリン
手間はかかりますが、手作りプリンはおいしいですね。
カラメルソースがうまくできると、やったーという感じです。
- ウフ・ア・ラ・ネージュ
卵の白身は砂糖を入れて泡立てて、黄身は牛乳と砂糖、バニラエッセンスを加えて温めて作ります。
温かくて甘い卵の上にふわふわのメレンゲが乗った飲み物です。
小学生の頃に知って、自分で作って飲んでいました。
- アイスクリーム
卵と牛乳か生クリームと砂糖、コーンスターチがあれば、手作りアイスクリームができます。
手間も含め味わい深いです。
こちらでも熱く語っています。
- 茶巾寿司
薄焼き卵が焼ければ、それで酢飯を包んで茶巾寿司のできあがり!
簡単の割りに豪華に見える料理です。
画像の茶巾寿司はまるで崩壊しているように見えていますが、子どもクッキングで作ってもらったもので、本当に崩壊しています。
- 半熟卵
エッグスタンドに立てて、上を切り落としてスプーンですくって食べる…
というシーンにあこがれていたのですが、実際やってみると食べにくい。
それなら沸かしたお湯に酢をたらして、卵を落として作る「ポーチドエッグ」の方が手軽においしくいただける気がしています。
ドライカレーに崩した卵の黄身を絡めて食べるのはおすすめです。