今週のお題「試験の思い出」
試験については、学校を卒業してうん十年経った今でも夢に見ることがあります。
たいていが
「きょう大学で試験があるのを忘れていた」
「期末テストがあるのに、時間までに学校にいけない」
「試験会場をまちがえた」
などという悪夢です。
現実でこんな経験があったわけではありません。
学生時代にはこんな夢は見たことがないのに…
試験から遠ざかってから悪夢にみるなんて、自分でも不思議です。
よく見る悪夢のパターンといういうのがあって、この試験の悪夢はベスト3に入ります。
トイレが見つからない
一番よく見る悪夢です。
トイレを探すのですが、畳の部屋の真ん中に便器があるトイレだったり、人がたくさんいる更衣室の中に扉のないトイレがあったり…
たくさんトイレはあるのだけど、使えるトイレがひとつもないという悪夢です。
学校の中、旅館の中、プールの周辺、病院の中など探し回って、結局毎回見つけられないまま目が覚めるパターンです。
時間に間に合わない
高校に通学するのに、バスがこない。もしくは間違った行先のバスに乗ってしまった。
仕事にいくのに、乗りたい電車のホームに行けない、現在地から駅まで歩いていくと絶対時間に間に合わない。
試験の夢もこの分類に入ります。
焦りまくるのですが、絶対に時間に間に合わないことが夢の中の自分には分かっています。
いつも絶望感に包まれたまま、目を覚まします。
迷路の中を彷徨って、行きたいところにたどり着けない
夢の中で決まって行くところで、とてもよく知っている場所がいくつかあります。
宴会場やレストランがある高層ホテル、大きな病院、小学校や大学、大きな本屋や食堂のあるデパートなど、それぞれの階の細かい様子はよく知っています。
でも、病院の2階が大学の学食に繋がっていたり、ホテルのビッフェにいきたいのに産婦人科病棟をうろうろしていたり、思うところに行けないのです。
ここじゃないと思いつつ、階段を上ったりエレベーターに乗ったり、あちこち動き回っているうちに目が覚めます。
おまけの悪夢
最近見た夢で、大きな衝撃を受けました。
わたしが夢でよく行く本屋があります。
そこは決して大きくないのですが、古い雑誌や漫画がたくさん置いてあって、懐かしい表紙を眺めたり、掘り出し物がないかと雑然と積み上げてある山を探してみたりしていました。
本屋の真ん中が、万年筆や貯金箱、オルゴールなど並べた雑貨コーナーになっています。
結構ひとも入っていて、ゆっくり立ち読みもできる雰囲気がとても気に入っていました。
ところが、久しぶりに訪れたその本屋が閉店していたのです。
店はそのままで、扉も開けっ放しで、ただ中の本や小物類がごっそりなくなっていました。
夢の中の本屋までなくなってしまいました。
こんな記事を書いたせいでしょうか…
読み返してみたら、悪夢ばかり見ているようですが、もちろんいい夢もたくさん見ています。
悪夢の中の街と同じところで、欲しかった本を見つけたり、懐かしい人と会ったりしたりします。
あの街は、私にとって大事なところです。
たとえ時折、とんでもない世界を見せられるとしても。