今週のお題「本棚の中身」
お題にのって、わたしの本棚の一部をお見せします。
現在、管理栄養士の資格を活かして、料理講習会の講師やレシピ作成のお仕事をしています。
趣味で購入したレシピ本も含め、この一角に置いてある本はよく手に取って見ます。
この中で栄養士として必携の本はこの2冊です。
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食品解説つき 八訂準拠 ビジュアル食品成分表 [ 新しい食生活を考える会 ] 価格:1,540円 |
栄養価計算をするにはなくてはならないものが「食品成分表」です。
昔、これを見ながら電卓を叩いていた時代とは大きく変わって、いまはPCで使える便利なソフトがたくさんあります。
でも、やっぱり紙の本は見やすくて使いやすいです。
このビジュアル食品成分表は画像も豊富で、図鑑的にも使えて便利です。
本棚にある「オールガイド食品成分表」は息子たちが高校で使っていた資料でした。
画像が豊富で、栄養学の解説もわかりやすく載っているので、手元に置いています。
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調理のためのベーシックデータ 第6版 [ 女子栄養大学調理学研究室 ] 価格:2,200円 |
もう1冊、お仕事になくてはならないのが、この「調理のためのベーシックデータ」です。
栄養価計算をするにも、ただ食品のカロリーや塩分などの数値を足し算すればいいわけではありません。
揚げ物だったら、揚げ油の給油率。
サラダのドレッシングの油の付着率。
塩を入れた湯でパスタを茹でた時の塩分量。
等々、料理や食品別のデーターが載っています。
自分の作ったレシピの栄養価計算をするときに、参考本としてお世話になっています。
他にも「乾物や塩蔵品の戻し率」、「塩分・糖分の調理パーセント」など、家庭や給食の大量調理でも使えるデーターがたくさんあります。
社員食堂、病院、お惣菜屋、幼稚園と管理栄養士として働いてきましたが、この2冊は改訂版がでるたびに買い直しています。
これからもずっと手元に置いておく本です。