3月も二桁になり、このところの陽気で花粉症もピークを迎えています。
鼻水は薬で抑えられているのですが、目もショボショボ、体中がむず痒くてしんどいです。
今年の花粉症はまだまだこれから本格的になるというのは本当でしょうか。
もうこれくらいで勘弁してください…
さて、月1回開催している子どもクッキングですが、先月2月はわたしの体調不良で3月に振替してもらいました。
そのため、3月は通常の開催日と合わせて2回やります。
まずは3月1回目は2月にするはずだった「豆製品レシピ」をしました。
ポークビーンズ
水煮の大豆と、さいの目に切ったにんじん、たまねぎ、じゃがいも、豚挽肉を炒めます。
あとはトマト缶、コンソメ、ケチャップ、ソース、砂糖、こしょう、水をたして煮詰めてできあがりです。
ひとりひとりに野菜の切り方と大きさの目安を教えたら、あとは皆もくもくと切る作業に集中してくれます。
どの子も初めての時は、手を取って包丁の持ち方から教えたのですが、いまではもうひとりでも危なげなく包丁を使うことができるようになりました。
「この野菜の中でいちばん火が通りにくいのはどれだと思う?」
「にんじん?」
「大正解! にんじんがいちばん火が通りにくくて、じゃがいもは煮過ぎるとくずれてしまうので、同じさいの目に切るのでも、にんじんは小さめに、じゃがいもは大き目にね」
切り方ひとつにも、それぞれ理由があります。
その理由を説明していくと、忘れずに覚えてくれるし、他の料理の時にも応用がききます。
みんな手際よく、作り上げてくれました。
豆腐パン
試作をして、自分でも気に入った味にできた豆腐パンです。
子ども達が大好きな捏ねたり丸めたりの作業で作ってもらいます。
同じ分量で作っているはずなのですが、微妙に硬めの生地、ゆるめの生地があります。
入れ忘れていた材料があったり、豆腐の水切りがあまかったり…原因はいろいろ。
硬い時にはヨーグルトをたして、ゆるいときには強力粉をたして調整します。
ちょうどいいと思える生地に手でさわってもらい、感覚を覚えてもらいました。
わたしが見本に焼いたものより、きれいに焼けた子がいました。
すごい!
お迎えにきたお母さまとおしゃべりも。
「このパン、みかけよりずっしり重いですね」
「食べるとふわふわですが、食べ応えはありますね」
「きょうのポークビーンズとかと合わせて食べるといいのかな」
「ええ、よく合いますよ! マフィンみたいに、ジャムとか、サワークリームとかも合うし、オリーブオイルを付けて食べてもおいしいですよ」
「ふむふむ」
きょうは、振替講座で欠席の方が出るのではと心配でしたが、全員参加で開催できました。
よかった。
次回開催は2週間後です。