今週のお題「秋の空気」
秋というと果物が豊富で、さんまや鮭がおいしくて…
やっぱり食に目がいってしまいます。
会津の親戚に送っていただく「みしらず柿」は大ぶりの渋柿に焼酎を振りかけて渋抜きしたものです。
新婚のころ、柿を入れて送っていただいた段ボールに「○○日」と日付が入っていたのですが、「???」と思いつつも開封してお礼のお電話をしたところ、
「しぶ抜けてないから日付の前に開けちゃダメ!」
とお叱りを受けた思い出があります。
開けてしまった段ボールは慌てて再度蓋をして密閉しました。
取り出してしまったものは日光に当てると渋が抜けてくるそうです。
渋が抜けたみしらず柿は口の中でとろけるように甘いです。
美味しい栗は茹でてそのまま食べても、栗ごはんにしてもおいしいのですが、形のいい栗が手に入った時は渋皮煮を作りたくなります。
外皮をむいて何度も煮て、アクを抜きつつ硬い筋を一本一本竹串でほじくって取り除いていきます。
時間も手数もかかるし、なにより形を崩さないように細心の注意をしないといけません。
たくさん作ったら、とっておきのティータイムのために瓶詰にしてとって置きます。
秋はわたしの一番好きな季節です。