今週のお題「応援」
関東では今夜から雪になるかもしれないとか。
朝も冷え込みそうなので心配です。
今日はわたしを応援してくださった、3人の恩師について書かせていただきます。
まず一人目は小学校の理科の先生です。
先生はわたしが入っていた「科学部」の顧問でした。
科学部は10人くらいメンバーがいて、わたしの他は男子ばかりでした。
わたしは特に理科が好き、というわけではなく、ただ顕微鏡とか、分銅ばかりとか、解剖セットとか、単に理科室に並んでいる器具が大好きだったのが入部した理由です。
クラブでは顕微鏡の使い方の練習、天体望遠鏡を覗いてみる、鳥の巣箱を作るなどの活動をしていました。
あるとき、どういう切っ掛けだったかは忘れましたが、うちの母がその先生にわたしのことで相談をしたのです。
「先生、うちの子が最近仏壇で火遊びをしているんです」
小2の頃だったと思いますが、仏壇で線香を付けるだけではなくマッチを何本も燃やしてじっと炎を見つめていたりしていました。
危ないですよね…
そしたらその先生は
「それは好奇心の強い証拠です。それは見守ってのばしてあげてください」
と言ってくれたのです。
さすがに仏壇で火を燃やすのは悪いことだという自覚はありましたので、その後はその危険な行為はやめました。
いままで、自分のことをそんな風に言ってくれたのは先生が初めてだったので、この言葉はいまでも心に強く残っています。
今、料理教室で小学生の子ども達と接しているとき、いつも親御さんとは違う目線で見る様に心掛けています。
わたしの一言がその子に自信を持たせたり、逆に傷つけたりするということを忘れないように。
…わたしの理科器具好きはその後も続き、管理栄養士になるべく大学を選んだのもそれが理由の一つかもしれません。
(栄養士の資格をとるためには、調理と実験の授業が必須です)
恩師の話は長くなるので、次回に続きます。