コロナウィルスで世界中が大騒ぎになっていますが、中国では終息の兆しが見えてきたという話も聞きます。どうかここまま落ち着いてくれますように。
きょうはちょっとわたしの不思議な体験についてお話しします。
最新脳科学が軍事に応用された人体実験レポート〜『ホモデウス』で紹介された不気味な実験とは?『ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記』紹介その3
岡田斗司夫さんがユーチューブで、人間の脳に電磁波を流す実験について話されていて、その中で、「人間は何をしているときにも、関係ないことを頭の中でつぶやいている。でもこの実験を受けた被験者の頭の中に雑念がなくなった」ということが取り上げられていました。
「頭の中にある雑念がいっさい消えた瞬間」
…わたしには今までの人生で一度だけ、そんな瞬間がありました。
長男の出産時です。病院の出産準備室で陣痛がピークに達しようとしていたとき
「ああ、だんだん陣痛の間隔が空かなくなってきた…(壁掛け時計を見ながら)あの秒針が一回りしたら、分娩台に上がる呼び出しがくる…はず…早く来て…これが終わったら、アイス食べたい…ぐっすり眠りたい…」
痛みを紛らわすために、頭の中でいろいろぐるぐる考えていました。
ところがいきなりなにも考えないゾーンに突入してしまいました。
よく「頭が真っ白になった」という言葉が使われますが、そんなことを頭の中で言語化することもできないところに自分が入ってしまったのです。
その時間が長かったのか、一瞬だったのか分かりませんが、我に返った時には看護婦さんに手を引かれて分娩台に向かっていました。
後にも先にも自分の頭の中での思考が言語化できなかったのは、これが初めての経験でした。
ユーチューブの中で、「雑念が消える」というのは「人間の生命維持の危険に瀕した時の反応」というくだりがありました。
これか!
いままでずっと「これってわたしだけ?」と思っていたのですが、
やっと腑に落ちました。
今日もお天気でした。夕焼け直前のこんな時間が好きです。