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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

これから自炊生活を始める人へ ⑥がんばりすぎないで楽しもう

4月も3分の1が過ぎてしまいました。週2回通っていたカーブスもコロナによる緊急事態宣言を受けて、5月の連休明けまで休業です。

 

自炊生活を始める方へ、今回は「がんばり過ぎない」すすめです。

1人暮らしを始めて新しい環境に慣れるまでは大変だと思います。

自炊をがんばろうと思っていても、家に帰ったら「もう何もしたくない」という日もあるでしょう。そんな時は、無理して自炊することはありません。外食でもコンビニ弁当でも買い置きのレトルトや缶詰でもいいので、きちんと手を抜きましょう。

余力のある時にしっかり作って食べればいいのです。

外食をした時などに「これを食べたい」「これを作ってみたい」と思ったものがあったらよい機会です。そのあたりでレパートリーを増やしていきましょう。

自炊生活にありがちな失敗 

  • 一食で食べる量の目安が分からない…「一度で食べきれないほどの肉や野菜を炒めてしまった」「大きな塊肉をそのまま焼いてしまった」
  • 買ったものを食べきれない…「気が付いたら玉ねぎが腐ってひどい臭いに」「冷蔵庫のきゅうりが熔けていた」「牛乳が賞味期限切れに」
  • 使い切れない調味料を買ってしまう…「パプリカ、ゆずこしょう…いつどこで使うんだ」

食材別の食べる量の目安

  • 肉類…1食当り80~100gぐらいが、栄養バランスやカロリーから考えて適量といえるでしょう。肉を購入したときにざっくりでいいので、100gずつ分けてラップで包んでおくと便利です。
  • 野菜…生の野菜なら、両手を合わせた上に載るくらいの分量。茹でたりして火を通した野菜なら片手の手のひらに載るくらいの分量が一日で摂りたい分量になります。

食べきれない食材は冷凍して

買いすぎて食べきれないものは冷凍すると長期保存できるし、使いたい時に使えます。

肉類

100g単位に分けてラップやジップロックを使って冷凍しましょう。

生の肉を素手でさわると雑菌が繁殖しますので、ラップ越しにまとめるとよいでしょう。

野菜

長ねぎやスライスした玉ねぎは、生のまま冷凍できます。凍ったままですぐに料理に使えます。

青菜やキャベツ、にんじんは茹でてから冷凍します。

じゃがいもはそのまま冷凍は不可ですが、茹でて潰してからなら冷凍できます。ポテトサラダやマッシュポテトとして使いましょう。

失敗は怖くありません

始めてする自炊ですから、失敗があるのは当り前です。でも、ここでした失敗は、次に料理する時に必ず役に立ちます。

料理ができると人生はより楽しくなります。

失敗を恐れず、簡単なものから料理をしてみましょう。