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楽しい毎日と、あとちょっと食のお話

ろびんのお部屋です。管理栄養士なので、栄養関係の話を中心にして、仕事の話、家族の話、読んだ本の感想を書いていきます。

市販のあんこで桜もちを作る

今週のお題「あんこ」

あんこを使った和菓子は多いです。

ようかん、まんじゅう、どら焼き、きんつば、団子などあげていくときりがありません。

そんな身近なあんこ菓子を、子どもクッキングでよく取り上げて作ってもらいました。

 

お店で売っているお菓子も実は家で簡単に作れます。

桜もち

桜もち

使うあんこは市販のこしあんで、外側の皮をクレープのようにフライパンで焼いてあんこを包みます。

皮に着色しないと、上の写真のように白い桜もちができあがるのですが、見た目からもきれいなピンク色をつけたい。

でも食紅は使いたくない。

 

梅干? 紅しょうが? 赤じそ? 

いろいろ試してみました。

その結果、色の面からも味の面からも満足がいく仕上がりになったのが

「苺の絞り汁」でした。

やっとたどり着いた気がします。

 

苺を潰して、汁を濾します。

その汁を皮に生地に混ぜて焼くと、甘い香りときれいな彩りがつきます。

 

潰した苺は牛乳と混ぜて飲んでもいいし、ケーキに混ぜて焼いてもいいし、苺ゼリーにしてもおいしいです。

無駄なく使います。

 

おはぎ

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おはぎも簡単です。

もち米、もしくはもし米を加えた普通のうるち米を炊いて、粗くつぶして丸めます。

あとはあんこをまぶすだけです。

 

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どら焼きも、ホットケーキを焼く要領で生地を焼きます。

生地にちょっとだけしょう油を加えると、風味が出ておいしいです。

 

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ようかんも基本寒天であんこを固めるだけですから、面倒なことはありません。

この時は彩りと季節感を出したかったので、苺を散りばめてみました。

 

子どもクッキングで手作りの和菓子を取り上げたのは、作り方(原料なども含めて)を知ってほしかったからです。

市販のお菓子を見ていると、自分で作るのは無理だと感じてしまいがちですが、本当は自宅で簡単に作ることができるということをわかって欲しかったのです。

料理もお菓子も手作りがいい、と押し付けるつもりはありません。

自分で作って食べてもいいし、市販のものを買ってもいい。

でも、その選択は誰にでもできるんだということを頭の隅に置いてもらいたい。

わたしの「食育」は、そんなところが始まりになっています。